「放送のお仕事をやってみたい!」とお考えの方向けに、放送のお仕事って何?をテーマにしたコラムの8回目、今回はネット経由で「番組」を観るお話です。
先日、ある地上波テレビ局の方とお話をさせていただく機会がありました。
その際にテレビ局の方が「ウチの息子がね、リビングで一緒に過ごしていても、いつもスマホで動画を観ているんだよ」と仰っていました。
そういう方が増えているそうです。一人暮らしの方でもご自宅にテレビがないという方も多いそうですし。
スマートフォンで「番組」を観る、最近はyou tubeやニコ動以外にも様々なサービスが始まっています。
地上波テレビ局は、それぞれに動画配信サービスで番組の見逃し配信をやっています。またTVerでも、見逃した番組を観ることができるようになりましたね。
有料放送のWOWOWなども加入者向けにオンデマンド配信を始めています。
他にNetflix、hulu、DAZN、amazonプライムなどでも映画、ドラマ、スポーツ中継などを観ることができるようになりましたね。
自分の都合のよい時間に、自分の都合のよい場所で、自分が観たい「番組」を観ることができるようになりました。
時代はテレビファーストと言われた時代からスマホファーストの時代に変わって行く途中なのかもしれません。
またリビングのテレビでも、ネット配信の番組がシームレスに観ることができるようになり始めています。少し前に最大手ケーブルテレビ事業者J:COMの新しいSTBでNetflixやDAZN、TVer、AbemaTVなどが観られるような使用になったと発表がありました。
J:COMの加入者は、シームレスに地上波、BC、CS、ネットのコンテンツを観ることができるようになるのですね。場所や時間を選ばずに、様々なコンテンツを観ることができる、便利な時代になりましたが、これだけ多くのコンテンツがあるとどこで何をやっているのか、それを観るにはどうしたらいいのかを手助けしてくれる仕組みが出てくると便利かもしれませんね。
次回は、「自分が観たい番組はどこでやっているのか教えてくれる機能はどこにあるんだ?」の予定です。