エディター（編集者）

エディター（編集者）とは本や雑誌の企画、編集から取材までをこなす本作りのプロフェッショナルです。
企画を立て、執筆者やカメラマン、デザイナーに仕事を依頼し、それをまとめ、印刷所との折衝など、本が完成するまでの全行程に携わる仕事です。仕事内容は多岐にわたり、まずは企画の立案、具体化したらライターやカメラマン、イラストレーターに原稿の執筆や撮影、イラストの作成を依頼し、デザイナーと打合せをしながら、紙面を作り上げていくのが仕事の流れになります。
大抵はライターに原稿を発注しますが、ときには編集者自身が執筆を行うこともあります。さらに印刷所に入稿する前に、紙面の内容に間違いがないか確認する校正作業も大切な業務です。雑誌の場合はこれらの一連の作業が、何企画も同時進行することが多いので、冷静な判断力や行動力が求められます。
業務の中心はデスクワークになり、地道な作業が多いのも特徴です。
最初は編集アシスタントからはじまります。編集者から言いつけられる雑用をこなしながら仕事を覚えていって編集者としての実績を積んでいき、デスクや副編集長を経て編集長になれると、雑誌と編集部の管理を任されて、責任は重いもののやりがいは十分です。