グラフィックデザイナーは、新聞、広告、パッケージ、CDジャケットなど、主に印刷物のデザインを行う仕事です。
与えられた企画、テーマをもとに、文字やイラスト、写真などを駆使し、色彩的にも美しく、一般の人にも分かりやすく、印象深いものとして表現しなくてはなりません。構図や色、デザインを組み合わせ、伝えたいメッセージをビジュアル化して表現することが指命といえるでしょう。
ポスター、カタログ、パンフレットをはじめ、雑誌、書籍、チラシ、はがき、名刺など、主に紙媒体のデザインを行います。中には電飾看板や垂れ幕、Tシャツのロゴ、電車や車のボディデザインまで手がける人もいて、その範囲は幅広いです。主に広告分野で活躍するグラフィックデザイナーに対して、雑誌専門の人はエディトリアルデザイナーと呼んで区別する場合もあります。しかし広告と雑誌の両方を手がけるデザイナーも少なくないため、まとめてデザイナーと呼ばれるのが一般的です。
大学や専門学校、スクールなどで美術、デザインについて学んだ人が多く、最初は大抵、制作プロダクションや広告代理店などで経験を積みます。将来的にはフリーランスとして独立することもできます。
主な職場 | ・編集プロダクション・広告代理店・デザイン事務所・出版社・企業の広告宣伝部門,マニュアル制作部門など |