中継車のお話

テレビのニッチなお話の新シリーズ2回目です。

中継車ってご存じですよね?

大きな事件などの報道ではパラボラアンテナが付いたSNG車、駅伝やマラソン中継では専用の大型中継車なんかが画面に映っていますよね。

大きさも様々で、大型バスや大型トレーラーくらいのものからランドクルーザーやワゴン車くらいのものまでさまざまな中継車がありますよね。

駅伝やマラソンの時に使われる中継車はだいたい大型バス並みで、最後部には実況・解説席もついていますね。最近は小型化が進んでいて、実況・解説席が社内に格納できるものもあるようです。

中継の目的などによって、使用される中継車は変わります。

最近では小型の中継車を使う代わりに、リュックサック1つで中継ができる装置が使われるようになってきました。これはマイクロ波や衛星波ではなく、携帯電話の回線を使ったものです。

全国ネットの番組でもよく使われています。「ミヤネ屋」や「ゴゴスマ」などの中継のほとんどはこのシステムが使われていますよね。他にもちょっとした中継であれば中継車を使わないでLiveU(商品名です)のような小型軽量のリュックサック中継機材を使うことが多くなりました。

ところで、海外でのマラソンや駅伝の中継では日本のように大型の中継車って見かけないですよね。不思議ですよね。

パリオリンピック・パラリンピックのマラソン中継ではどうだったかご覧になりましたか?